2024/10/21(月)〜2024/10/27(日)

2024/10/21(月)

朝から超お腹が減っていて色々食べた。マロンクリームをはさんだロールケーキ1切れ・オートミール卵粥・こしあん今川焼き

これだけ食べても空腹がおさまらなくて食パンを焼く。焼き上がったトーストにマーガリンを塗るかピーナッツバターを塗るか迷い、なぜかマヨネーズを取り出してデッカイNを書いて食べた(Mにしなかったのは、せめてもの自制)。おいしかった。

2024/10/22(火)

夜、9月から更新が止まってしまっている週報をまとめて1記事にしたものを出そうとコツコツ文章を書く。が、24時を過ぎたときに、ふと「もうこれわざわざアップしなくていいんじゃないの?」と思ったら気持ちが萎えて手が止まってしまった。

友だちとビールを飲んだ夜のことも、幼馴染にぶどうを贈ってもらったことも、全部全部忘れていないけど、楽しかったけど、でももうインターネットにアップしなくともいいじゃん、と思った。もう交わした会話の内容とかは思い出せないし。でも楽しくて嬉しかったことは私の脳が覚えているし。誰にも教えてあげない!

書きかけの記事を下書きフォルダに入れたらすごくすっきりして、パソコンを閉じて風呂に入って寝た。

みなさんには写真だけ見せてあげますからね。


2024/10/23(水)


最近よくつけている指輪。ふとした瞬間に自分の姿が目に入って面白い。私はよく不安そうな表情をしている。

2024/10/24(木)

こんなこと書くのも恥ずかしいんですが、私はたまに自分が絶世の美女ではないことに落ち込むことがあります。今日も落ち込みました。たいてい風呂に入るか甘いものを食べたら元気になります。これってムダな時間だと思いませんか?

2024/10/25(金)

今日は娘のおにぎり遠足の日。

「おにぎり遠足」とは、娘が通っている保育園の行事のことで、内容としてはよくお散歩にいっている公園でおにぎりを食べて帰ってくる……というだけのもの。それだけなんだけど、娘はかなり前からこの遠足のことを楽しみにしていた。昨夜なんか「あ〜おにぎり遠足、あちたか……楽しみすぎて寝れないよぉ……ぐふふ」とか言いながら布団をゴロゴロしていたくらい。それくらい今日が来ることをずっとずっと心待ちにしていたみたいだった。

ということで今朝はいつもよりほんの少しだけ早く起きて、昨晩炊いておいた米と、これまた焼いておいた鮭を出して、娘と一緒におにぎりを握った。できあがった小さいおにぎりを娘は愛おしそうに眺め、そっと抱きしめてもいた。彼女にねだられ、おにぎりに油性マジックで顔を描いて送り出す。

お昼は昨日作った根菜キノコ鶏肉みそ汁に、朝のあまりの焼鮭と豆乳を入れて温め直したものを食べた。め〜〜〜〜ちゃくちゃおいしかった。

夜はsyrup16gを聞きながら3km走った。

2024/10/26(土)

朝から無性に、マイ・フェイバリット・チェーン店のサブウェイのサンドイッチが食べたかった。昨晩、サブウェイがワタミに買収されるというニュースを見たからだと思う。
www.nikkei.com


ということで、午前中に一人で出かけた帰りにサブウェイに寄ってえびたまサンド*1とホットコーヒーを買い、公園で食べる。

イヤホンを外し草木が風に吹かれてパタパタいってる音を聞きながらキャベツを咀嚼。普段家でじっとパソコンの画面を睨みつけて仕事をしたり、娘の宇宙まで届きそうなデッカい歌声を聴いているので、一人きりで食事しているとものすごく自由になった気がする。食べ終わったあとは気持ちだけでなく足取りも軽くなった。本屋を流し見して帰宅する。

夕飯はコンロで温めるタイプの鍋焼きうどんをコンビニで買ってきた。これのアルミ鍋が欲しかったんだよな。この鍋で娘が拾ってきたどんぐりを茹でる。

うどんには小さい丸餅が入っていた。ここにも何度も書いているが、私は餅があんまり好きではない。食べれなくはないけど、あんまりおいしいとは思えない。「今日も美味しさがわからんな〜」と思いながらも餅を餅ゃ餅ゃ食べていたら、横で同じように鍋焼きうどんを食べていた夫が「大丈夫?コレお餅入ってたよね?食べてあげようか?」と声をかけてきた。33歳の妻の餅を食べようとしてくれる、37歳の夫。愛だね。

2024/10/27(日)

午前中は、娘の保育園のクラス会ピクニックだった。人見知りすぎて緊張しっぱなしの両親とは反対に、娘はお弁当をモリモリ食べ友達とめっちゃ遊び超リラックスしているようだった。

解散した後は、娘を連れて投票所に行くという夫と別れて(私は期日前投票済み)電車に乗って九段下へ向かう。今日はZAZEN BOYS日本武道館ライブ「ZAZEN BOYS MATSURI SESSION」の日。

九段下駅に降り立ったときに、今日は神保町で古本市が行われている日だと気づく。せっかくだし行ってみようかな、と思って古本屋街に近い出口から地上に出てみたけど、靖国通りを走る車の音を聞いたらどっと疲れが出てしまった。

古本市は諦めてコーヒーショップに入る。たくさん歩いて身体も脳もホカホカになっていたので、アイスコーヒーとソフトクリームを注文。

コーヒーを飲みながら、ふと「そういや武道館ってビール飲めるんだろうか……」と思って不安になった。検索してみたら、以前はあったけれどコロナ禍を経てなくなってしまったとのこと。今日はビールを飲みながら音楽を聞くつもりでいたので動揺。じゃあライブの前に飲んじゃお〜!と思って、店を出てふらふら散歩して、目についた居酒屋に入った。

ポテトサラダでも頼むか……と思ったら、売り切れていて笑った。みんな考えることは同じだね。ハイボールはあったけれど、ハードリカーを水道水で割ったものはなかった。コンセプトカフェじゃないから当たり前か。生ビール1杯だけ飲んで出るつもりが、中ジョッキが思ったより小さかったので瓶ビールも飲んでから店を飛び出す。


開演10分前に会場に到着。2階席の南東側。アリーナに目をやると、ステージというよりはデッカい箱と呼んだほうが相応しそうなものが置いてある。箱の上には機材とライトくらいしか置かれていない。あまりに装飾物が少ないんだが、まさかこれでライブをするんか?そうだとしたらかっこよすぎだろう。と興奮していたら開演を知らせるアナウンスが聞こえてくる。

観客の拍手に包まれながら、お手を振りつつデッカイ箱に歩いていくメンバーたち。ライブハウスならわかるけど武道館でこんなにさらっと始まるの?映像演出とかないもんか?もしかしてサウンドチェック?フェスのときさ〜、転換中にバンドメンバーがサウンドチェックを兼ねて1曲演奏することがあるじゃないですか。終わったら捌けて、またSEとともにうやうやしく登場するやつ。もしかしてあれなの?と混乱していたら、これが正真正銘、ZAZEN BOYSの約3時間に及ぶライブの幕を開けだった。

ライブは楽しかった。楽しすぎて、ず〜〜〜っと口角が上がっていた。

あのさ!この前さぁ〜、駅前を通ったら、岸田文雄前総理が街頭演説をしてたんですよ。そのとき「うわ〜〜やっぱり総理大臣まで上り詰める男はスピーチがうまいなぁ。最初は問いかけるように優しく、そして中盤からはだんだんと声を大きくしていって、終盤になったら強調したいことは音が割れるくらい力強い声で話すんだな。音の振動で観客の身体を押すんだ!体験にするんだ!目を引くジェスチャーも言葉選びも、全部全部洗練されているなぁ〜〜これは心が掴まれるよなぁ〜〜!!!!」と思ったんですよ。

今日ね〜〜〜、向井秀徳に対して全く同じことを思った!!!前総理大臣のスピーチを聞いたときと同じ感動が、向井秀徳が立つステージにはあった!!

武道館を出たら雨が降っていた。ウェザーニュースでいうところの「サー」の降り方。リュックに入れっぱなしだった折り畳み傘を取り出し、そっと差す。九段下駅まで続く行列に並んでとろとろ歩いていると、前を歩くお姉さんが雨に濡れているのが見えた。傘を持ってき忘れたのかも、と思って「風邪ひいちゃうので、よかったら入っていください!」と言って半ば強引に傘に入れる。

5分ほど1つの傘を使っていたけれど、お姉さんとはそこまで会話が弾まなかった。でもそれが超良かった。お姉さんが今日のライブの見どころを音楽ライターみたいにスラスラと話し出してたらすっごい嫌だったかも。私は影響されやすすぎるので、終演直後に誰かの感想を聞くのが苦手なんだよな。私がライブで感じたことが消えていっちゃう感じして嫌。でもお姉さんとは、ただひたすら「よかったですね……」「ほんとうに……」みたいな会話のラリーを続けられてよかった。よかったってことは言えるし、それを口に出すのって気持ちいいし、さらにそれに同意してもらえるのって本当に本当に気持ちがいい。並んで歩いたのがお姉さんでよかった。このKIMOCHI、伝えるべきだったかもな。

駅に着いてお姉さんと別れ、1人で電車に乗る。

楽しかったからまだ家に帰りたくなくって、駅前をぐるぐる散歩。そのあと、なんとなく目についた居酒屋に入ってみたら、ご飯がめちゃくちゃおいしくて幸せだった。めずらしく「こんなに幸せでいいのかな」なんて思った。ビールをごくごく飲んで、アイスを買って帰る。夫と一緒に食べる。幸せだ。今日のライブのことを考えながら早めに布団に入った。

おまけ:Twitterの検索履歴

*1: ハニーオーツトースト野菜オニオン抜きそれ以外多めピクルスオリーブ多めバジルソース