一家全員(2歳児含む)コロナ感染日記③

最後です。

①と②はこちら。

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8月1日(自宅待機期間  6 / 10日目)

朝、体温36.9度。

腰痛と関節・筋肉痛がかなりよくなった!

倦怠感はまだあるけれど、睡眠時間を多めに取れば普通に日常生活が遅れるレベル。

重力も前と同じくらいまで戻った。体が軽い!かがめる!本当に嬉しい!

 

娘はもう元気全開。5時半に起床。眠すぎて唸っていたら夫が起き出して娘係を担ってくれたので私は二度寝。ありがてえ…。

そのまま6時半まで寝る。起床後、夫と交代して娘の面倒を見る。

娘は朝からアンパンマンを見ると言って聞かず、抵抗するのも面倒でHuluをつける。

一生懸命アンパンマンのストーリーを追う娘の横でもうアンパンマンを見たくなかった私は、娘の目に入るところでじゆうちょうにバーバパパの絵を描く。

途中でそれに気づいた娘は「あ!バーバパパ!」と言ってじゆうちょうを指差したので、このままアンパンマンからなんとか気を逸らしてニュースとか見たい!と思った私はバーバパパの横に娘の似顔絵も描いてやり「〇〇ちゃんとバーバパパだね!おともだちなのかな?」と言うと、娘は「は?」という顔をしてすぐにアンパンマン視聴に戻った。

その後、今度は娘に「バーバパパのアニメが観たい!」とせがまれるも、Amazon primeにもHuluにもバーバパパはなし。

苦肉の策でYouTubeを検索すると、おそらくフランス語版のバーバパパがあったのでそれを見せる。娘は黙ってそれを観ていた。いいのか…。

 

娘は夫のリモート朝礼が始まる10分前に昨日もらったキーボードをかき鳴らし、一通りリサイクルを開いた後は自宅探検モードになり、夫がいるリビングへ行こうとしたので、結局アンパンマンを見せる。

 

レトルト食品に飽きてきて、お昼は人生初UberEatsをしてマクドナルドを頼んだ。

久しぶりに食べた外界のご飯はとても美味しかった…。

ドリンクにアイスコーヒーをつけたので飲むと、久しぶりのカフェインに眠気が一気に吹き飛ぶ。冷たくて美味しい。マックのアイスコーヒーは水っぽくて薄いのが普段は気になるけれど、濃いのを飲んでしまうと夜眠れなくなってしまいそうなのでこれくらいが丁度いい。

 

午後は便秘気味の娘がトイレに行きたい行きたくないとずっと機嫌が悪かった。途中からそれに付き合うのがしんどく、結局アンパンマンを見せ続けてしまった…今日は本当にずーっとテレビを見せ続けてしまった…反省…


あーーまだ自宅療養期間があと4日もあるのか…

元気になってくると、毎日同じことの繰り返しが多く、日記にも特に書くことがない…

 

モーニング娘'22の譜久村聖ちゃんが、自分がコロナに感染した後に行っていたトレーニング動画をInstagramに載せてくれていた。

イムリーだったので少し真似してみるも、辛くてすぐに寝てしまう。

 

8月2日(自宅待機期間  7 / 10日目)

朝、36.6度。

もうほとんど元気。

腰痛と関節筋肉痛がついになくなった!快適すぎる…。

そうだよね、身体ってこんな感じだったよね、って感じだ。

病み上がりにはいつもBUMP OF CHICKENのsupernovaの「熱が出たりするとわかるんだ 僕には身体があるってこと」という歌詞を思い出す。


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あとHAPPYの「健康な身体があればいい 大人になって願うこと」っていう歌詞。


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HAPPY、はじめて聞いたときはまだ十代だったので「こんなヌルいこと言うなんて私の知ってるBUMPじゃない!」と思ったもんだけど、実際に大人になると健康な身体があればいいって思うもんだな…藤くんも思ったんだろうな…しみじみと…。


体調は良くなったけれど、体力はしっかり落ちてしまった気がする。

朝から部屋と部屋を駆け回る娘を追いかけるだけで本当にヘロヘロだ。

 

娘、リビングで踊っていると思いきや急に「ねんねちまちょ!」っと言って寝室へ私の手を引いて行き、布団に横になり、2秒で起き上がり、「ぱんこうじょういこうよ〜!はやくはやく!」と言って布団で横になったままの私を起こし、リビングへ走り、クッションを「おちいくなーれ!おいちくなーれ!」と言いながらこね、「おまたちぇ!!!」とぬいぐるみたちにおままごとセットのドーナツをくばり、また「ねむくなっちゃった〜!」と寝室へ走り、2秒で起き上がりリビングへ…を繰り返している。
病み上がりなのにこんなインターバルトレーニングして大丈夫なのか?

 

昼、インターバルトレーニングでしっかり運動した娘は2時間半しっかりお昼寝。私は寝かしつけしたあとに読書でもするかと思っていたのに、そのまま一緒に寝てしまう。

 

起きたらもう15時前。娘とおやつを食べ、まーーたインターバルトレーニング…。

体力がまだ本調子じゃないのもあるし、同じことの繰り返しでだんだん眠くなってくるけど止まることは許されないのですごい疲れてしまった………。

 

今日の娘の一日の過ごし方は、インターバルトレーニング、絵本、アンパンマン、お絵かき、YouTube、ブロックをローテーション。

今までは娘と一緒に絵を描くときにリアルに描いてみるなど自分なりの楽しみを見つけて一緒に楽しもうと心がけてきたけど、途中からその元気も無くなり、娘の横でずっと携帯をいじってしまった。


なんとかストレス発散したくてめちゃめちゃたくさんお菓子を食べた。今まで適当に食べては買っていたお菓子も、外に出れない今では貴重品なのに…。

それにしても冷蔵庫の中がからっぽになってきた。都から送ってもらったレトルト食品がたくさんあるから食べ物に困ることはないけれど、なんだかレトルト特有の胡椒が効いた味も疲れてきたな。

コンビニおにぎりと、クリームどらやきが食べたい…。あとおいしいアイスコーヒー…。

 

8月3日(自宅待機期間  8 / 10日目)

朝、36.6度。

ほぼ全快!たまに咳が出るくらい。ただ副鼻腔炎になっているのか、鼻の奥が重だるい感じ。これが重症化していくと嗅覚や味覚がなくなっていくのかな。

娘もかなり元気だが鼻水だけがなかなか治らず。

夫はもうほぼ全快だが、私と同じように副鼻腔炎っぽい症状が出ているとのこと。

そういえば体調が良くなってきてからは喧嘩はしていないな。

 

今日も朝から娘はまた部屋から部屋へのインターバルトレーニング

疲れたら絵本を読んであげたりしているけど、家にある絵本には限りがあるし同じものを何週も読んで飽きてきた。

こういうときに自家用車があったら誰にも会わずにドライブとかして気分転換できるんだろうな〜、と思う。

今回自宅療養している間に、「もっと広い家だったら屋内ジムが置けるのに」「一軒家だったらトランポリンが買えるのに」「庭があったらビニールプールで遊べるのに」などと考えることが多かった。

子供が生まれるまで家なんて本当になんでもいいというか、築浅で駅近が最高!くらいしかこだわり(とも言えないか、このくらいじゃ…)がなかったが、子供が生まれてからどんどんと色々な要求が増してきた。

結婚して子供を産んで家を買って…という人生ゲームみたいな人生をそのまま歩んでいる気がする。

我々は消費者だライフスタイルの奴隷だ…。

 

夜、「なんだか娘が毎日似たようなもの食べてるな〜」と思って、夕食に作りおき食堂まりえさんのホットケーキミックスと野菜ジュースで作る蒸しパンを作ってみる。

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甘めの野菜ジュースが無く、冷蔵庫に常備してある野菜一日これ一本で作ったら、トマト味が濃すぎたのか娘はあんまり食べてくれなかった。

仕方ないので残りは全部自分で食べた。もう少しピザパンっぽい具を入れたらよかったのかも。

 

だんだん元気になってきて、夜は携帯をいじって夜ふかしをしてしまう。

 

8月4日(自宅待機期間  9 / 10日目)

そろそろ本気で娘の幼児食がない。コープで冷凍幼児食とか果物とかパンとか買っておくべきだったな…。

今まで冷凍野菜のストックがあったのでなんとか幼児食も作れてきたものの、それもそこまで多くの種類があるわけではないので、やっぱり生野菜がないと毎日似たようなものを作ることになってしまい、娘も飽きてきている様子。

 

今朝はついにパンも無くなり、「昨日のリベンジ!」と思って作り置き食堂まりえさんののホットケーキミックスと豆腐とサラダ油のみでつくる蒸しパンを作ってみた。

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モチモチでおいしかった!娘もまあまあ食べてくれた。

やっぱり栄養素を重視して野菜とか入れたやつより、シンプルな方が良いよね…うん…。

 

10時半ごろ、娘が癇癪を起こしてしまったので、アパートの共用部分に一緒に出てみる。自宅療養期間が始まってから除湿の効いた部屋にいたので、外の蒸し暑い感じがちょっと懐かしかった。

アパートの前の道にも人が居ないことを確認して、軽く歩く。

娘が道に生えている猫じゃらしを必死に引っ張っていたので摘んでやると、「お〜ろら〜!」と言いながらブンブン振っている。昨日見たアンパンマンのオーロラ姫の真似だ。かわいい。何かを覚えるスピードが本当に早くてビックリする。

久しぶりの散歩を楽しんでいる娘を見て、「娘の自宅療養解消日だったんだなぁ、私も夫も結局重症化しなかったのだから、検査を受けずにいればよかったのかなぁ」と思って申し訳なくなる。まあそんなの結果論なんだけど、どうしても考える。

前から人が歩いてきたので、娘を抱っこして共用部へ戻る。落ちている葉っぱなどを観察して家に帰った。

家に入りたがらなかったらどうしようと思ったけど、なんだかんだで入ってくれて安心した。

 

夜、記憶がないくらい毎日と一緒。

娘の腹に唇をつけてブルブルと震わせたり、こちょこちょしたり、娘の匂いをかぎまくると、娘がめちゃくちゃ笑うので15分くらいそれで遊んだ。

あと何年こういう遊びをしてくれるんだろう…。

 

昨日夜ふかししたからか、今日は早く眠くなり、日付が変わる前に就寝。

 

8月5日(自宅待機期間  10 / 10日目)

朝、36.7度。もう体温を測る必要がないくらい元気。

 

やっと今日で最終日だーー!!!!。

今日も人が居ない時間を見計らって娘と外に出てみた。

ちょっと離れた通りを消防車が走っていき、娘がそれに釣られて走り出しそうになったので必死で止める。

「しょうぼうしゃみるー!」と泣いてしまった娘を見て、「別にもう少しくらい人とすれ違っても別に問題ないんじゃないか…?」という気持ちがムクムク湧き出てきたが、

大声で歌を歌い、気をそらしながら帰る。

 

昼ごはんは何もする気になれなくて、娘はアンパンマンラーメン、大人はカップ麺。

もうレトルト食品は飽きたよ…明日は絶対に外食する…。

なんていうか全てに対する気力や興味が明らかに低下しているんだけど、これは外に出れるようになったら元に戻るのかな…。

 

明日は外に出れると思うと、気分がアガる。

娘のインターバルトレーニングにもしっかり付き合い、お絵かきもみっちり付き合うし絵本も読みまくる。私の機嫌の良さが娘にも伝わり、終始笑顔で遊ぶ。

 

夜、娘を寝かしつけた後に夫と思わず抱き合った。

よかった〜〜なんとか乗り越えられて…。明日は絶対に絶対に外出する。

 

終わり

こうしてなんとか全12日の自宅療養期間を終えました…。

本当に本当にしんどかった。

新型コロナウイルスに感染し、体調が悪い中で娘を見るのが結構ね…本当に辛かったです…。

 

そして最後に言いたいことは、これだけです。

一生アンパンマンが流しておけるHuluは神。

 

…以上。おやすみ。

一家全員(2歳児含む)コロナ感染日記②

①の続きです。

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7月28日:(自宅待機期間  2/ 10日目)

午前4時前。娘が「いたいー!」と泣き叫びながら起きる。急いで起きると、身体が熱い。

嫌な予感がして体温を測ると39.5度。昼間は37度まで下がっていたのに、熱ぶり返し。急いで麦茶と解熱剤シロップを飲ませる。

娘は水分を摂ったことで少し楽になったのか、急に元気になり「起きる!アンパンマンみる!」と言い出す。

とはいえまだ4時前。私も熱は下がったとはいえまだ本調子ではないのでもう少し寝ていたい。

小声で「もうちょっと寝ようよ」と言ってみたり、立ち上がってしまった娘を抱っこしてトントンしながら横にさせてみたりと、なんとか寝かしつけようとしたけど、一度テンションの上がった娘は寝付きそうにない。

もうどうやったって寝付きそうにないな、と思ったので起きようとすると、隣の布団で寝ていた夫が起きてきて「俺がやるよ」という。なんかもう昨日の昼みたいな言い合いをするくらいなら全部私が引き受けたい、と思って「大丈夫。その代わり朝少し寝かせてほしい」というと「やっぱり俺がするから大丈夫」と夫。

「じゃあお願い。ちょっとだけ寝るからそしたら交代しよう」のちょっと…の時点で「わかったから」と少しだけ怒りを帯びた声に「あなたが横になっている間私が娘の世話をしてたんですけど?!」という怒りで、自分でもびっくりするくらい泣いてしまった。結局夫が娘を連れてリビングへ行き、アンパンマンを見せてくれる。

寝室に一人になったあとも怒りと興奮が冷めることなく涙は出続けたが、体力がなさすぎて長時間泣き続けることができず、寝る。ピッタリ30分で起きて、魂の抜けた顔でリビングへ。

膝に娘を乗せている夫に「私が娘の面倒を見るから寝てきたら」と声をかけると、「大丈夫だからもう少し寝てきたら」と返してくる。

またもや空気がピリついてきたときに、娘が「あたちはねるー!」と言うので、「あ、そう?じゃあみんなで寝よっか…」とみんなそろって寝室へ。

娘は自分で布団にごろんと横になったので、お腹のあたりに手を置いているとすぐ眠ってしまった。

娘が寝付いた後、「小さい頃、子供の目に入る場所で喧嘩をする両親がすごく嫌だったはずなのに同じことを繰り返してしまっている」と自己嫌悪になる。

が、体力が無さすぎてすぐ寝る。

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一家全員(2歳児含む)コロナ感染日記①

ついに今流行の新型コロナウイルスに感染しました。

 

イヤイヤ期真っ最中の2歳児と2週間近く共に家にこもるのは中々に大変だったので、その記録を上げます…。

 

我が家の簡単なプロフィール

都内在住、私、夫、2歳の娘(イヤイヤ期真っ最中)の3人家族。

私も夫もワクチン3回接種済み。基礎疾患はなし。

仕事は私・夫共に週5出社、娘も保育園に行っているので、一家揃って外出頻度は多め。

実家・義実家ともにそこまで遠くないけど近くもないので、気軽に差し入れを頼むことはできない。

 


7月24日(日):娘、発熱

夕方ごろ、娘を膝の上に乗せてテレビを見ていると、なんだか身体が熱い。体温を測ってみると38度。

午前中までは平熱かつ超元気で、夫が公園へ連れて行ってくれた際も公園の端から端へ駆け回っていたそうなので、この時点ではコロナに感染したかな?というより「熱中症になっちゃったかな〜」と思っていた。意識的に水を飲ます。

熱はあるものの、ニコニコしながらリビング・ダイニング間をシャトルランするくらい元気いっぱい。

一応外出していた夫に連絡して早めに帰ってきてもらう。

 

その後も様子を見ていたがなかなか熱が下がらないので、お風呂は湯船には入れずにシャワーで流し、いつもより早めに寝かせる。

テレビを見るとコロナの感染者が急増して医療現場が逼迫しているとのニュースをやっている。だんだんと「もしかして」という気持ちが湧いてくる。

夫と「明日ももし熱があったら念のためコロナの検査をするべきかも」という話をする。念のため、以前、娘が発熱した時に検査をしてもらった小児科の電話番号と診療時間を確認。

 

深夜、寝ていた娘が「ウワーン!」と泣きながら起きる。抱っこすると身体が熱い。念のため熱を測ると、39度。以前小児科でもらった熱冷ましシロップを飲ます。

熱冷ましが効いてくるまでは座りながら抱っこ。ハアハアと息が上がる娘を見ながら「やっぱりこれってコロナなのでは…」と心配になってくる。

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