2024/11/04(祝・月)
午前中は仕事。その後は家族で公園に行き、夫が娘を追いかけているのを見ながら本を読んだりした。
午後は娘と先ほどとは違う公園に行ったり、図書館に行ったりした。日光をたくさん浴びた穏やかな一日。
頭の中では引き続きsyrup16gの曲が流れていた。今日は「Your eyes closed」について思いを馳せる日だった。
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体育館から聞こえるバッシュの音のことを「小鳥みたい」って表現する人が、大好きな人を目の前にすると「愛しかないとか思っちゃうヤバい」って語彙力なくなる感じが愛しいよな〜と思う。
たいしてすごいこと起こらないけど
全部満たされた気持ちになる
Your eyes closed 作詞:五十嵐隆
寝顔を見ながらこんなこと考えたのかな。私も夫や娘の寝顔を見たときに、こういうこと思うことあるぜ。
2024/11/05(火)
朝、娘を保育園に連れて行く。ちょうど他の親子と登園時間が被ってしまっててんやわんやだった。家に帰ってから、娘がいるとできなかったことをやりたかったことを一気に済ます。
娘が拾ってきたどんぐりを茹で(なんと約2週間前にはアルミ鍋をゲットしていたのにも関わらず、ま〜だ茹でてなかったのだ!)、部屋の隅に追いやられていた洗濯物を畳んで引き出しに入れ、しまうまプリントから届いていた包みを開け、父方のおばあちゃん・母方のおばあちゃん・母に送る写真を仕分け。
父方のおばあちゃんは認知症が進んでいるので、全ての写真の裏側に「[私の名前](おばあちゃんの孫・33歳)、[娘の名前](おばあちゃんのひ孫・4歳)」と書いた。果たしてこのメモがどれだけ喜んでもらえるのはかわからないけれど、私がやりたいからやる。
3人に手紙を書いて郵便局に出しに行くまで完遂させようと思っていたのが、おばあちゃんズに手紙を書いた時点ですっかり疲れてしまった。あとのことは明日の私に任せる。
2024/11/06(水)
昨日書けなかった母への手紙を書く。3つの封筒に手紙と写真を入れ、母の分にだけ娘が描いた絵も入れてから、全ての封を閉じる。
郵便局に行こうとしたけれど、ねむたくって外出できず。
2024/11/07(木)
壁が白い本屋とどこの棚を見ていてもレジが目に入る本屋が苦手だ。
私にとって本屋は、逃亡する場所でもある(いまとはちょっと違うことを考えたいときに訪れる精神の逃げ場でもあるし、どうしても学校や会社に行きたくない日に向かっていた肉体の逃げ場でもあるし)から、誰かの目線から離れることができないと思うと息苦しく感じてしまうのかもな。
2024/11/08(金)
やっと郵便局に行けた。
2024/11/09(土)
渋谷LUSHで行われた、踊る!ディスコ室町のライブ「室町(大)10人室町のワンマン」へ行った。
いや〜〜〜〜楽しすぎた。
あの〜〜先週や先々週の日記を読んでもらうと分かる通り、私ってライブ中もごちゃごちゃことを考えてしまうタイプなんですよ。どんなに好きなバンドが自分の前で演奏していても、過去のことに思いを馳せていたり、ステージ上で起きていることと身の回りで起きたことを勝手に関連付けて連想ゲームをしちゃっていることが多い。
でも今日のライブは、ほんっとうにず〜〜っと楽しい!ってことしか考えていなかった!
楽しかった!本当に。ハッピーでしかなかった。憂鬱な人はみんな行ったほうがいい!楽しすぎてビールを3?4?杯飲んだ。ライブハウスでこれだけ飲むの久しぶりかも。ライブハウスのことをマジの飲食店だと捉えている人の飲み方をしてしまった。いやいやそれにしても、本当に楽しかった。かっこよかった。最高。ラストの「楽しいのがいい」を聞いている間、みんな笑ってて幸せすぎたな〜。
ハッピー空間だったライブハウスから出たら渋谷が知らない街すぎてさみしくなってしまう。速歩きで電車に乗り、前住んでいた街の立ち飲み屋に入って酒を飲んだ。
相当絶望的な顔をしていたのか、横の人に話しかけられる。声のした方に顔を向けると、その人は「HAPPY BIRTHDAY」と書かれたメガネをしている。「え!?今日お誕生日なんですか!?」と聞くと、先週が誕生日だったとのこと。このお店で働いている人の中にも今週誕生日だった人がいるので、今日はここで合同誕生日会をしていたんだと言われた。
えっ!めでたいですね!と拍手をしていたら、眼鏡越しに細めた目が見えるその人。「ケーキもあるよ!食べてって!」と言われて、カウンターからいちごの乗ったショートケーキが出てくる。えっ!うれし〜〜〜い!!
「ほんっと!おめでとうございます!生まれてきてくれてありがとう!初対面だけどうれしっす!ガハハ!」と笑いながらその人にお礼を言い、ケーキを食べる。あまくておいしい!なんか普段食べてるケーキより美味しい気がする。幸せ成分かな〜〜。
超ルンルンになり、日付が変わる前に立ち飲み屋を出る。自宅まで歩いているときにふと「あと60年、しっかりまっとうに生きるぞ〜」という気持ちになり、一歩一歩脚を踏み出すたびに「まっとう!まっとう!」と心のなかで大声で叫びながら帰った(今考えると、なんで当然のように90歳を過ぎるまで生きる気でいるのかがわからんが)。
2024/11/10(日)
真っ当に7時起床。娘が「今日は公園でピクニックしたいな〜⭐︎ママのお弁当で⭐︎」と言うので、適当に弁当を作って自転車を漕いで自然公園へ行く。
冷たい風が吹く中、池の前にレジャーシートを敷いて娘と身を寄せ合いながら弁当を食べる。
昨日行ったライブハウスがチャンダンの匂いだったからか、たまにチャンダンの幻臭がした。