二重全切開手術メモ

2023年5月17日に二重整形切開法手術という、一重まぶたを二重にする美容整形手術を受けてきました。

あとから読み返したら面白いと思うので、その時の流れや思ったことをメモしておきます。

写真は一枚も無いし、さほどグロテスクも表現していない……はずだけれど、人によってはあまり読みたくない内容だと思うので、このエントリーは気になる方のみ読み進んでもらえるといいかなと思います〜!








手術前

  • 来院→手術前に受付で今回の手術の用を支払う
  • 会計を済ませたあと、受付の方に「今日のオペ、笑気麻酔がつけられますがどうしますか?」と聞かれる。
    • 「なんか気持ちいいっぽい」という噂をどこかで聞いたことがあった気になっていた笑気麻酔〜〜!!!!!とりあえず金額を訪ねたところ、意外とお手軽な値段だってのでつけてもらう。楽しみ。
  • 受付で10分ほど待っていると看護師さんに呼ばる。オペ室へ移動して、今回の説明を受ける。その後、院内の洗面室でメイクを落とし、再びオペ室に戻って目元の写真撮影。
  • 術前準備が一通り終わると看護師さんが先生を呼んでくると言って一度退室。手術台に腰掛けて先生が来るのをボーっと待つ。

二重シュミレーション〜笑気麻酔

  • 今日の夕飯のことなど考えていたら先生到着。
  • 目元のデザインの最終確認
    • 私の希望が「目が開きやすくて、できるだけ自然な感じ」しかなかったので、具体的な二重のデザインは先生にお任せ*1して細い針金のような棒でまぶたを持ち上げて二重をシュミレーションしてもらう。何個か見せてもらった結果、二重と奥二重の間っぽい幅の広さでつくってもらうことに。
  • 手術台に寝転ぶ。
  • 目の位置だけに穴が空いた布みたいのをかけてもらい、目薬タイプの麻酔を差してもらう。ちょっと沁みる。そのあと、笑気麻酔の機械?を鼻につけられる。
    • 看護師さんに目元に布をかけられながら「鼻から吸って、口からゆっくり吐いてくださいね!」と言われる。ついに。「うおー!めっちゃハッピーになっちゃったらどうしよう!」とワクワクしながら吸入開始。こわごわ吸って、吐く。
    • 先生から「なんか効いてきたなーって思ったら教えてください。これは眠っちゃったり、意識がなくなっちゃうようなものじゃなくて、お酒に酔った時のようになる麻酔です」と言われる。えっ、つまんな。と思ってしまう。お酒に酔った時か……ハッピー具合が身近過ぎるな……想像しやすすぎるな……とか考えながらひたすらに吸って吐く。結構吸って吐いても効いてこなくて焦る。目に布がかかっているから見えないけれど、今ってきっと、私に麻酔が効いてくるのを先生と看護師さんが今か今かと待ってくれている状態ですよね?気まずいよ〜……と思って、割と頑張って吸って吐く。そしたら、一気にクラッと来た。本当にお酒に酔ったような感じ。それも酩酊の2段階手前くらいの状態。くらくらした感じがするのに、自分の息が熱くないのが面白い。でも、面白いのはそれくらい。結構飲んだな〜っていう日に布団に寝転がったらこういう感じだよね!っていうイメージ。先生に「あっ!効いてきたっぽいです!」と言ったら「じゃあ始めるから麻酔を止めるね」と言われる。えっ、これで終わりか。もうワンステップ楽しくなることを期待してたんですが……。などと私の期待虚しく、鼻から笑気麻酔の吸引器を取られる。笑気麻酔終了。あんま面白いもんじゃなかった。

手術開始

  • 先生の「じゃあ始めます」の言葉で手術開始。
  • まずは麻酔。ネットで私と同じように二重切開手術のレポートを読んでいたら「麻酔が一番痛かった」と書いている人が多かったので少し緊張。とはいえ笑気麻酔が効いているので、「あ〜〜〜来ますね〜〜〜こわ!うはは」くらいの緊張度。打たれる。チクッとはしたけど、別にそんなに痛いものではない。でもまぁまぶた付近に注射を打たれていると思うと怖い。笑気麻酔が効いているので「うはwこわw」くらいの怖さではあるが、それでも深く考えると怖くなってくるので、笑気麻酔によるクラクラに意識を集中させてできるだけ考えないようにする。
  • 麻酔が効くまで10分くらい放置。先生離席。徐々に笑気麻酔が切れて冷静になっていく。こんなもんなのか笑気麻酔……。眠すぎてちょっと寝る。
  • 先生が戻ってきた音で起きる。手術再開。ついに実際にまぶたを切られたり縫われたり……していたようだが、麻酔が効いていたので無痛だった。先生が「いま〇〇しているよ〜」とか教えてくれない先生だったので(手術前にリクエストしてたら教えてくれたのかな、別に知りたくはないが……)、自分の身に何が起きているかもわからない。
  • 手術をしている音も小さい。たまに電気メスを使用しているっぽい「ピッ」「チチ……」という音が聞こえるくらい。なんか、まつげパーマしてもらっているときと変わらないな。全然怖くない。手術中の怖さの原因の大半って、音なんだなぁと思う。歯医者の方が断然怖い。さすがに眠る度胸はないけれど、「暇だな〜」とは思っていた。
  • 痛くはないが、まぶたの上を何かでなぞられているような感覚はある。しかし、これが何かは深く考えないようにする。深く考えたら多分怖くなってしまうので。
  • 目を閉じているのに、たまに「明るいな」と感じることがある。これってもしかして……深くは考えないようにする。深く考えたら多分怖くなってしまうので。
  • 深く考えてはいけないようなことが多いので、もし自分がハロープロジェクトに加入してバースデーイベントをすることになったらライブの選曲はどうするかとか、好きな色ランキングとか、そういうどうでもいいことを考えながら過ごす。
  • 体感20分くらい経ったくらいで、まぶたを細いものでツンと突かれたり引っ張られる感じがあった。あ、これ多分縫われている!と思う。すぐに先生に「目を開けてみて」と言われる。開ける。まぶたが軽い!「閉じて」と言われたので閉じる。何度かそれを繰り返す。最終調整されてるっぽいな〜と思っていると「あと少しで終わります」と言われる。長丁場を覚悟していたので、意外と短時間なことにびっくり。
  • その後、本当にすぐに「はい、お疲れ様。終わりました。目を開けていいですよ」と言われる。目を開ける。やっぱりまぶたが軽い!すごい。先生から手鏡を渡される。手術直後の目は、妙にぱっちりしていて、肌も赤くて、まぶたの上に黒い糸が這っていて、超二重だった。すごい!自分の目じゃない!という感動が「うは!すごい!えへへ!」という言葉にしかならなかった。直視するのが怖くて、すぐに手鏡を返す。
  • 「いまは手術直後だから二重の幅も広いけれど、完成したらさっきのシュミレーションみたいになりますからね」と言われ、先生退室。

手術後

  • 手術後30分の目元冷やしタイム。手術台で布を被ったまま、看護師さんに目の上に氷嚢のようなものを置いてもらう。「さっき鏡を覗いたとき、すごい気持ち悪いリアクションしちゃったな……」とちょっと落ち込んだが、手術が無事終わったという安心感ですぐにうとうとしてしまう。
  • 気がついたら寝てた。看護師さんの声かけで起きる。氷嚢を取ってもらって、手術台から降りる。
  • 今日から抜糸までの1週間の注意事項と、処方される薬の説明を受けて、手術室を出る。
  • 病院内のパウダールームで身支度を整えさせてもらう。手術台に寝転がったことで広がった髪の毛を整え、つば広めのバケットハットを目深に被って、持ってきたメガネをつける
    • 鏡の中の自分をまじまじと見る。鏡の中の人は「整形した人」って目をしている。これ、私か。面白いな。もっとフランケンシュタインみたいに腫れるのかと思ったけど、二重幅が広い人が浮腫んだ時の顔っていう感じでそこまで化け物感は無い。
  • 受付に戻り、次回の予約をして帰宅。次は一週間後に抜糸。

*1:目元のデザインにこだわりたい人(というか、私と同年代で二重の切開手術をする人はこだわりたい人の方が多いと思うが)は、好みの目の写真を何枚も持っていったりするらしい。美容室にヘアカタログを持っていくような感じで