2024年1月1日(祝・月)〜 1月7日(日)

1月1日(祝・月)

  • 実家起床。
  • のそのそとリビングに向かい、すでにおきていた母に「今年もよろしく」と言いながら寝癖のついた頭を下げる。朝ごはんに、私以外の人はお雑煮を、私は餅が好きじゃないのでお雑煮の餅抜き(つまりすまし汁だけ*1)を食べる。
  • 今日は夕方から義実家へ行き、新年の挨拶をしに行く予定だったけれど、娘がちょっと具合が悪くなってしまったので急遽予定を変更して家に帰ることに。昼ごろ母に駅まで送ってもらって新幹線に乗って家に帰る。この2日間、娘は犬の話をしなかった。
  • 流石にちょっと疲れたな……と思って布団で横になっていると地面が揺れた。長い揺れにびっくりして携帯を見たら、石川県で震度7地震があったとのこと。急いでリビングへ行きテレビのチャンネルをNHKに変えると、アナウンサーが怒ったような声で「津波が来るから今すぐ避難してください」と叫んでいた。怖くなってしまいそれ以上テレビを見ることができず、キッチンに逃げ込んで夕飯を作った。怖くてテレビもSNSも見れなかった。自分はメディアから逃げていれば地震を自分から遠ざけることができるけれど、現地の人は、と思ったらちょっとだけ落ち込んでしまう。
  • 夕飯:オムライス

1月2日(火)

  • 朝起きたら娘が超元気になっていた。3歳の回復力すごいな。娘がどうしても父方のおばあちゃんの家に行きたいというので、夫が娘と一緒に義実家へ帰ってくれることになった。突然の1人時間。とりあえず繁華街に出てみるも、人が多すぎてなんだか疲れる。初売りでお得に買い物してやるぞと意気込んでいる人の雰囲気にも、家族に無理やり外に連れ出させてしまったのでしぶしぶ時間を潰していますという人の雰囲気にも、どちらにものっかりきれない。
    • まぁとりあえず本屋にでも行くかと思って商業施設に入ったけれど、エスカレーターを目指している最中に前を通った女性向けの服屋の店員さんが「タイムセール始まります!」とめちゃめちゃ大きな声で叫んでいるのを聞いただけでどっと疲れてしまい、近くにあったサブウェイに逃げ込み、ツナサンドを食べてすごすごと家に帰った。
  • 家に帰った後は大熱唱しながら机の横に積んであった本の山の整理をする。
    • 山を形成していた本を1冊ずつ確認し、この本は今読んでいるから机の近くに置いておきたい、この本はもう読み終わったけれどすごくいい本だったので机の近くにおいておけば私もいい文章が書ける気がする、などと仕分けしているうちに(色々と理由をつけているが、机の近くに置きたい・置かなくてもOKという2択だったら、ほぼ「机の近くに置きたい」になってしまったので仕分けできてないとも言える)どうしても机には置いておけない量の本が存在する事に気づき、また仕分けして、なんとか本棚に戻す。去年末に大量に本を売ったはずなのに、また本棚がパンパンになった。
      • 山がなくなり、やっと机の横がきれいになった!と思って上機嫌で机の下に落ちていたゴミを拾っていたら、奥の方にもう1山見つけて絶望的な気分になった。一応山のを形成している本を確認しているうちに、いつの間にか1冊の本を読みふけってしまい、もう判断する体力がなくなってしまって、もういいんです、と思ってその山をまるごと本棚の上に移動させた。もういいんです……。
      • 2024年は大きな本棚がほしい。
  • 夕飯:トマトとウィンナーのパスタ

1月3日(水)

  • 家族で初詣へ行った。参拝の後におみくじを引いたら、私と夫は吉、娘は大吉だった。ハッピーラッキー家族じゃん✌
  • 年末年始は携帯を見すぎたので、戒めのためにSNSアプリをタップしづらい場所に追い出したよん✌
  • 夕飯:💓💓すきやき💓💓

1月4日(木)

  • アルバイト先の仕事始めの日だった。脳がまだおやすみモードなのか、同僚と雑談してても頭の中に浮かんでいる物の名前がとっさに出てこないし、ディスプレイに表示される文字もただの模様に見えて読めなかったりした。退勤5分前くらいから急に脳がシャキーンと冴えだして、長文が読めるようになって笑った。
  • めちゃくちゃささやかな金額ではあるが、能登半島地震の被害を受けた石川県に災害支援金を送った。
  • 夕飯:餃子、アボカドおかか和え、みそ汁(玉ねぎ・わかめ)、五穀米

1月5日(金)

  • 2024年、初寿司食い。年が明けても寿司はうまい!!!!
  • 今年の目標を立てた✌
  • 夕飯:さばの味噌煮、コロッケ、生姜入りかきたま豆腐わかめスープ

1月6日(土)

  • 今年はたくさん机に向かうぞ〜と思って、とりあえずAmazonの初売りセールでパソコンスタンドを購入した。𝙢𝙮 𝙣𝙚𝙬 𝙜𝙚𝙖𝙧...。
    • ←Before  After→
    • 背筋が伸びて良い感じです。
    • この写真を取るために本棚を整理したのだが、見返してみたら「私はこう見られたい!」という自意識が画面を通り越してプンプンににおってきたので、ぼかしをかけました。ぼかしの向こう側に何があるか考えてみてください。
  • 夜、幼馴染たちとビデオ通話をしながら酒を飲んだ。今年もよろしくっ!
  • 夕飯:八王子ラーメン

1月7日(日)

  • 午前中は自転車に乗り、隣町の図書館で仕事。一通り頑張ったあと休憩がてら本をdigっていたら、今月の「文芸」の表紙が目にとまった。「プロテイン文学」と、赤字でデカデカと書いてある。なんじゃこれ。思わず手にとってページをめくる。
    • なんじゃこれ、な特集名だったが、特集内容は「コロナ禍以降高まった健康意識に注目して、心と体の関係性について考える」というものだった。主人公がプロテインをごくごく飲んでいる、プロテインごくごく小説の特集ではないのか、と思いつつ、とりあえず特集の始めの方にあった伊藤亜紗羽田圭介の対談「ブレる心、裏切る筋肉」を読む。
      • 身体のコンディションが心と文学に与える影響や、自身の体内で起こっていることをファンタジックで文学的にとらえることなどについていて語られていて面白かった。「心を操作するために体をコントロールパネルにして操る」という表現がいいな〜。対談を読みながら「そういえば私も、散歩にハマって定期的に運動をするようになってから、考え方もブログの文章も明るくなった気がするのが気になっていたんだった!」ということを思い出した。無意識コンパネ。児玉雨子の短編も載っているし「これは”買い”の本だ!」と思って、それ以上は読まずに雑誌を棚に戻す。代わりに綿矢りさの『パッキパキ北京』が掲載された「すばる」の2023年6月号を借りることにした。
      • www.kawade.co.jp
  • 席に戻り、昼過ぎまで仕事。おなかが減ったので図書館を出て駅前に行ってみたけれど、どこの店もぎゅうぎゅうに混んでいて萎え萎えになったので本屋で文藝を買って帰った。
    • いい天気だったので、今日はいつもと違う道から帰ってみた。曲がったことがない角を曲がってみたら知らない坂道があって、それのてっぺんに登ったときに空が近く見えてよかった。「青〜〜!」とぼーっとしてたら自転車を漕いでいたら車に衝突しそうになる。あぶね〜〜。新年早々怪我したくないよ。
  • 午後は娘の天才的な工作を眺めつつ読書。ねむたい。
  • 夕飯:夫が作ってくれた焼きそば

*1:我が家のお雑煮は醤油ベースのすまし汁に、鶏肉や人参などが入ったけんちん汁のようなもの。