9月11日(月)
- 娘が寝た後、久しぶりに夜散歩をした。目的なくただただ道をズンズン歩き、気が向いたら角を曲がってみる。楽しい。
- 飽き性の私が散歩を続けられるのは、なんといっても月額が無料なところと、自由度が適度に高いところがポイントなんだと思う。好きなところを好きなスピードで歩いていい。立ち止まってもいい。イヤホンで耳を塞いでラジオを聞いてもいいし、外の世界に耳をすましてもいい。踏みつける道のテクスチャを変えると身体に伝わる振動も変わって面白い。知らない道を歩いて知らない角を曲がったら、知っている道に出ちゃったときの気持ちよさ。楽しすぎる。これが「毎日ちょっと遠いスーパーに行って缶ハイボールでも買って、それを飲みながら帰ってこよう♡」みたいに、ある程度チェックポイントが決まっていたり目的が設定されていたりすると、すぐに飽きると思う。どの道を通ってもいいし、疲れたらバスに乗ってもいい、最悪タクシーを使ってもいい。最後に家に帰ればいい。自由で気楽だ。たのしい。また散歩しよ。
- 夕飯：水餃子、小松菜のナムル、おにぎり
- おにぎりは、ご飯にのりたまを混ぜ込んで、中心に梅を入れ、最後に全面に海苔を巻いたもの。前職のときに会社に持って言ってよく食べていたので、食べながら胸のあたりが少しざわざわした。こんなにおいしいものにしんどい記憶が紐づいているのは悔しいから、今度ピクニックでも持って行って楽しい記憶で上書きしてやりたい。
9月12日(火)
- バイト日。もくもくと作業していたが、夕方ごろに保育園から「娘さんが発熱しました」との連絡があったので迎えに行く。保育園でインフルエンザや手足口病が流行していると聞いていたので、まさか娘も……と不安になっていたのだが、本人は至って元気な様子。家に帰って熱を測ってみると37度（娘が通う保育園は38度以上で呼び出し）。うーん……このくらいなら……普段もちょっと遊びに熱中したときも出てる……よね？と思い、先ほどまで心を占めていた娘に対する心配が、保育園に対する「ちょっと時間が経てばこんなに体温が下がるのだから、少し大目に見てもう少し預かってくれてもいいじゃん！」という不満と、もし明日も保育園に登園できなかったら抱えている仕事が終わるだろうかという不安に変わってしまい、少しピリピリしてしまう。あ〜〜〜よくないよくないよくない。そんな風に思ってしまったことに対しての罪悪感で疲れてしまったので、夜はハロプロ動画を見ながら適当に体を動かして踊ってみた。少し元気になった。その後、夜は幼馴染みと少し通話をしてからコツコツ仕事を進める。1時前に就寝。
- 夕飯：鮭の西京焼き、小松菜のナムル、みそ汁(豚ひき肉・玉ねぎ・かぼちゃ)、五穀米
9月13日(水)
- 朝、娘の熱を測ると36.9度。心なしかいつもより手が熱い気もしたが、朝からモリモリご飯を食べていることや、何より本人が元気いっぱいに「保育園行く！」と言っていたので保育園に登園させる。無事登園できたことで安心し、コーヒーショップに行って仕事をする。最近、1つの仕事になかなか集中できなかったのだが、久しぶりに目の前のことだけを考えて仕事ができた。ふと携帯を見ると、保育園から着信が2件、夫からLINE2件あり。うわ！と思って席を立つ。保育園からの連絡はどう考えてもお迎え依頼。おそるおそる夫からの連絡を見てみると「熱が出たみたい。迎えに行ってくるね」との連絡。うわ〜〜〜と思いながら、バタバタ席に戻り、机の上に出していたものをドサドサとリュックに入れ、ドタドタと小走りで家に帰る。泣きそうになりながら玄関のドアを開けると、娘の「ママ！おかえり！！」という元気そうな声。力が抜ける。保育園では38度出たらしいが、家に帰って熱を測ったら36.8度だったらしい。なんでや〜〜〜。まあ私もぐったりしてるし、娘も夏の疲れが出てるのかな……。
- とりあえず午後は娘とダラダラ遊んだり、一緒に昼寝したり、パウパトやギガントサウルスを観たりした。全く同じ回を延々リピート鑑賞させられるので私は飽きて眠たくなってしまうのだが、娘のいる空間で私だけ横になるのは許されない*1ので暇つぶしに携帯を見続ける。前はこういう時間にブログやウェブメディアやKindleで買った本を読んでいたんだけど、今日は疲れているのか携帯の小さい画面で長い文章を読むことができず、ずっとInstagramで生活お役立ち情報（収納術とか楽チンレシピとか）の写真を眺めていた。
- それにしてもInstagramなどで自己流収納術を発信している人はみ〜んなニトリとか無印とか100均とか行きすぎ。そして買いすぎ。なんで2日毎に新しい商品のレビューができるの？以前、やっとシンク下収納が完成したって書いてませんでしたか？2週間前に買った商品覚えてますか？そういう人たちが「この商品、実は…(1枚目)この商品実はエコ！なんでだかわかる……？(2枚目)…実は竹で出来てるんです♡サスティナブル♡(3枚目)こういうところからSDGsやってこ〜♡(4枚目)」みたいなことを書いているとすげーな！と思う。本気で持続可能な社会を作りたいなら、君たちはまず毎週違う商品の紹介をしないところから始めるべきだと思う。でも違いますよね……お仕事ですもんね……しょうがないですよね……。
- 夜、夫に娘の寝かしつけをお願いして近所のファミレスに行き、昼間に片付けるつもりだった仕事をした。仕事は終わらなかったが、夜のファミレスの雰囲気が懐かしくて気分転換にはなった。近くのテーブルで女性2人組が大声で話し込んでいたのでついつい聞き耳を立ててしまったのだけれど、どうやら彼女たちは保育士で、自分たちが受け持っているクラスの子どもたちの保護者がいかに非常識かという悪口を言いまくっていた。本日お迎え要請電話を取りそびれてしまった私としては刺さる内容も多く、「我が家がお世話になってる保育園の人たちだったらどうしよう……」と不安になり、そっと彼女らの顔を確認してしまった。とりあえず娘の担任ではなかった。安心したので仕事に集中しようとしたのだが、一人客が多く静まり返ったファミレスの中では彼女たちの声がトークライブのように響いており、意識しなくても会話の内容が耳に入ってきてしまう。しんどいよね〜〜本当にありがとうございます、と思いながらイヤホンを耳に入れて大きな音で彼女たちの会話が自分の脳に届かないように必死で遮る。閉店時間ギリギリまで作業して家に帰り、シャワーを浴びてから続き。あ〜終わらん。1時ごろ眠くて頭が働かなくなってきたので寝室に入ると、娘が私の布団で眠っていた。あまりに気持ちよさそうに寝ていたので動かすのも可哀想に思い、私が娘の布団で横になることにする。ディスプレイ飲み過ぎで熱を持ったまぶたを閉じてから「そういやファミレスで一緒になったあの保育士さんたち、子どもの悪口は言ってなかったな……」と気づき、なんだか幸せな気持ちになった。本当にいつもありがとうございます。
- 夕飯：チャーハン
9月14日(木)
- バイト日。娘は元気になったが、私は昨晩、遅くまで仕事をしたせいか一日中ずっとだるかった。ご飯なんて作る気になれず、夕飯は近所の回転寿司チェーンへ行った。疲れてる身体に酢飯がしみる。いつだって寿司はうまい。うまいなぁ。
- 娘が寝た後、買ったまま机の下の山に積んであった『うたわない女はいない』を適当に開いたページから読んだ。なんだかめちゃくちゃ惹かれる短歌があって、誰の短歌なんだろうと思って作者を見たら水野しずだった。水野しず、短歌もこんな、めっちゃいいんか、と思ってその短歌をもう一度読み返したら、もうその短歌は私にとって「なんだかめちゃくちゃ惹かれる短歌」ではなく「水野しずの言葉」でしかなくっていて、もったいないことをしちゃったなぁと思った。作者名を見たらもう作品よりも作者のことしか頭に浮かんでこないことがある。「なんかいいなぁ」と思った瞬間にしか受け取れないものがあって、その「なんか」に私はもうきっとたどり着けない。
- 夕飯：回転寿司
9月15日(金)
- バイト日。夜は長風呂した。風呂って気持ち良すぎる。
- 夕飯：焼き鳥丼、トマトサラダ、みそ汁(わかめ・油あげ)
9月16日(土)
- 昼間は娘を一時保育に預けて夫と二人で出かけた。出かけたと言っても、本屋に行ったり、ラーメンを食べたり、コーヒーショップで並んでパソコンを開いたりしていただけ。
- ラーメン屋のカウンターに並んだときに夫の肩が近くてなんだかびっくりして、なんでびっくりしたんだ？と考えてみたら、そういやこの数年は私達の間に娘が座っていたからだと気づいた。ずっと席順固定だったな。試しに来年は常に夫とべったりくっつきながらご飯を食べてみようか。娘はどんな反応するだろうか。いや、食べにくいか。暑いし。
- 夕方、娘を迎えに行く。今日は同じ時間に預けられたお姉さんたちに一日中遊んでもらっていたそう。超ごきげんだった。家に帰りながら夕飯どうしようかなんて話しているときに、家からちょっと遠い場所でお祭りをやっていると知る。「お祭り」というワードを聞いた娘が「おまつり？行く行くぅ！」と言い、「〇〇ちゃんは〜ポテトと〜ヨーヨーがいいかな」などと超超ごきげんモードにギアが入ってしまったので、これはもう行かないと癇癪を起こすパターンだなと思い、ちょっと足を伸ばしてお祭りまで行く。出店で娘のポテトと夕飯を買って帰宅。ヨーヨーは並んでいる子が多すぎて購入を断念。代わりにベビーカステラを買い与えた。
- 夜は夫とビールを飲んだり、友だちと通話したり、妹と実家のことについて話したりした。
- 夕飯：祭りで買った焼きそば、同じくまつりで買ったたこ焼き、アサヒスパードライ（500mlを夫とはんぶんこした）
9月17日(日)
- 最近、週報のアップが遅れがちだ。その日に会ったことや思ったことを長文で書くことにも疲れてきたので、今より短い文章のスタイルに変えてアップ時期を早めたい。
- 夕飯：野菜のかき揚げ、納豆キムチご飯
