8月14日(月)
- まだまだ『違国日記』の最終巻について考えているし、傷つき続けている。私はきっと、槙生が朝にすごくわかりやすい愛情をあげる場面が見たかったんだと思う。それこそ私が3歳の娘に対してしているように、「大好き」と言いながらぎゅっと抱きしめてあげてほしかった。古臭くってつまらない愛のシーンが見たかった。言葉なんて足りなくていいから、自分の言葉じゃなくていいから、朝が言ってほしい「あいしてる」をちゃんと言ってあげて、そんで抱きしめてやってくれよと思った。やっぱさ〜〜、私がこの漫画の最終巻で一番感情移入したのは朝のお母さんだから「私の娘にこれでもかというくらい愛情と安心をくれてやってくれ〜」っていう気持ちにどうしたってなってしまうよ。私と槙生は違う国の人だから考えが違って当然だということも、槙生がそういうコミュニケーションを怖がっているということもわかったうえで、やっぱ……や〜〜〜っぱ……抱きしめてあげてほしかった。言語じゃなくて体温でコミュニケーションを取ってよ。いま朝の盥に水を入れてやる役目ははあんたに回ってきているのだろう。死んだ父親の幻影に手を伸ばす子どもの手をなんで誰も握ってやらないんだよ。さみしくて悲しい。
- 夕飯:鮭のレモン焼き、コロッケ・サラダ(レタス・トマト・アボカド)、きゅうりのピクルス、みそ汁(大根・ネギ・わかめ)五穀米
- 疲れた日特有の小皿多め夕飯(あと何を作れば良いのかわからなくなってしまうので多くなる)
8月15日(火)
8月16日(水)
8月17日(木)
- 夜、また一人で歩きに出た。息が上がるくらいのスピードで30分ほど歩き続け、頭皮に汗をかいて手足がだるくなってきたタイミングでZAZEN BOYZを聞くと超気持ちよくなれることに気づいてしまった。微トランス状態。そういえば以前読んだ『仮想儀礼』という小説で、主人公が金儲けのために始めた宗教に集まってきた信者が、数時間ぶっ続けでお経を唱えているうちに見えないものを見てしまい「やっぱりこの宗教はすごいんだ!」と言って興奮するというくだりがあった。高揚する信者に祭り上げられた主人公は焦りながら「いや、これは俺の力ではなく、みんなでお経を唱えるという異様な状況と、部屋中に焚かれたお香の香りやチカチカと点滅する光、そして疲労感が手伝って作り上げたトランス状態が見せた幻だろう」みたいなことを思うのだけれど(うろ覚えなので、いろいろと間違っているかもしれない……)、私のこの気持ちよさもそれに似たものなんだろうな。疲れとミニマルミュージックと車道を走る車のヘッドライトが作り出す脳内麻薬。ちょっと歩くだけでこんなに気持ちいいのだから、パチンコとかM-1グランプリの決勝とか、極度の緊張の中で大きな音とビカビカした光を浴びたらヨダレ出るくらい超気持ちいいのかもしれない。
- 夕飯:温玉のせビビンバ、蒸しとうもろこし
8月18日(金)
- 一日中ねむたかった。
- 夕飯:オムライス
8月19日(土)
- とにかく暑い一日だった。午前中はもくもくと仕事。昼間は家族で回転する寿司を食べに行った。寿司はうまい。
- 午後は娘と図書館に行くつもりだったんだけど、15時頃からだんだん頭痛と吐き気が出てきてしまったので大人しくクーラーの効いた部屋でテレビを観たり本を読んだりした。熱中症になってしまったのかもしれないと思い梅干しを食べ、ポカリスエットを飲んだが、症状は改善することなく、むしろどんどん酷くなっていく。この日の夜は幼馴染と酒を飲みながらビデオ通話する予定だったのだけれど、20時になる頃には目を開けていることすら辛くなってきてしまったたので、幼馴染に今日は辞めておくと連絡をして早めに寝る。
- 夕飯:ロコモコ丼
8月20日(日)
- 朝起きたら超元気になっていた。
- 『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~ 』がニンテンドーeショップでセールになっていたので購入した。地理に弱く、誰かの出身地を聞いても日本地図のどの辺にあるのかパッと想像できない現状を脱したい。
- 深夜まで仕事をして寝る(こういうことをしているから体調を崩す)。
- 夕飯:ナポリタン